土壌pHを測る→ショッキングな展開に!

試薬で我が庭のpHを測る。意外な結果に悶絶……あー、危なかった! 

pH(ペーハー)とは

ご存じ、酸性・アルカリ性を示す値。高すぎても低すぎても作物が育たない。作物ごとに適正pHは多少ばらつきがあるものの、ほとんどの作物がpH5.5~6.5(弱酸性)の土を好む。このpH帯では土壌養分がよく溶けるからだそうだ。

引用元:「月刊現代農業2017年10月号」,72頁,農文協

引用元:「月刊現代農業2017年10月号」,73頁,農文協

一般的に、日本の土は雨に晒されると酸性になると聞く。酸度を調整するために畑には石灰(アルカリ)をまくよう説く書籍も多い。でも実際、我が家の土はどうなんだろう? そこで、pHをきちんと測ってみることにした。

pHを測る道具

pHを測る道具について調べてみると、


Beatife 3 in 1(土壌のPH/照度/水分検定)土壌測定器 土壌測定メーター 土壌酸度/照度/水分計 多機能 簡易型 電池不要 屋内/屋外使用でき 農業、栽培、家庭菜園など適用

こういうメカニカルなのと、


パナソニック pH試験液 アルカリイオン整水器用 TK805003

こういう理科の実験っぽいのが候補に上がる。後者の方が安かったのとインスタ映えしそうなので(笑)、とりあえず後者を購入。

pHの測り方

サンプルの採取

サンプルの土を採取してきた。まずは、敷地の前庭と裏庭。山砂は、家屋の建築中に建材として外から客土したもの(以前、植え升に投入した土)。比較用に市販の赤玉土と、手作りのくん炭を用意。

中性の水で溶かす

試しに水道水を測ってみた。大体中性(7.0)だ。この水で水溶液を作ろう。

サンプルの土に水道水を注いだ。濁りが沈殿するまで待つ。

上澄み液を取り、試薬を溶かす

一晩たった。濁りが沈殿している。この上澄み液を付属のカップに取り、試薬を2滴たらす。

結果

さぁ、我が家の土は5.5~6.5の弱酸性を示してくれるのか? はたまた石灰が必要な5.0以下を示すのか?

前庭の土

8.0

えっ。

そんなまさか、まさかの弱アルカリ……(汗)。じゃあ裏庭は?

裏庭

7.5

やっぱり弱アル! そんなことってあるの……これ、試薬のバグでは? なんでもアルカリになっちゃってるのでは?

山砂(真砂土)

6.5弱

ここで、客土した山砂がいい数値を出す! とともに試薬がバグっているわけではないことが明らかに……

市販の赤玉土

6.0

赤玉土は園芸土のベースなだけあって優等生な数値だ……

もみ殻くん炭

9.0

目も覚めんばかりのブルーグリーン。アルカリ資材として使われるだけあって、納得の数値。

雨水

6.5

くみ置きの雨水も測ってみた。弱酸性だ。この水が常に大地に降り注いでいるのに、なぜに我が庭は弱アルカリなのか……?

7.0強

急遽、川砂を測ってみた。急すぎて、カップに直接砂をぶっこむ雑さであったが、なんとか計測した。だいたい中性だ。

みどりの相談窓口できいてみた

なぜ、我が庭はアルカリなんだろう。元々そうなのだろうか。もしかして建築中に、コンクリートからアルカリ成分がしみ出してしまったのだろうか。それとも何らかの土壌汚染なのだろうか……不安になってきた。でも一人で悩んでも仕方ない。たまに遊びに行く植物園の相談窓口できいてみると……

「その辺り一帯の土地はアルカリだよ」

なんと!

「土壌改良するならバーク堆肥や腐葉土を多めに混ぜるといいよ」

そうかー!

土壌改良の方針

ということで、今後は脱アルカリを目指すことになった。目標は6.5だ。とにかく堆肥をいっぱい用意しなくては。場合によっては酸性資材を投入することになるかもしれない。

それにしても、最初にpHを測っておいて良かった。これを測らずに見よう見まねで石灰なんか播いたら、不毛の大地が広がるところだった。危なかった(大汗)

土壌改良材として手作りぬかくどでくん炭を作ったけれど、これ以上アルカリになったらまずい。くん炭は、庭には入れず、鉢植えなどに利用するにとどめようと思う。


いつも励ましの一打賜り、まことにかたじけないッ

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