TLUDストーブを作る

空き缶とペール缶で自作するTLUDストーブ。材料・道具・工程をご紹介。ソロストーブよりもロケットストーブよりも簡単なウッドガスストーブ! おすすめ!

もみ殻くん炭がほしい

庭土がかなりの粘土質であると判明したからには、土壌改良材として、もみ殻くん炭を投入したいものだ。


もみ殻を炭化させたもの。水はけ・通気の改善、土壌微生物の増殖、ミネラル分補充、酸性土壌の中和、といった効果がある。

無煙くん炭製造器がほしい

先日もらってきたもみ殻でくん炭を作れないかしら。通常、もみ殻くん炭は、田んぼの真ん中などで野焼きをして作るらしいが、ここは住宅地。煙を立てることさえはばかられる。さて。

第3のウッドガスストーブ

いいもの見つけた。TLUD(Top Lit Up Draft)ストーブと呼ばれる薪ストーブだ。ソロストーブやロケットストーブは知っていたが、これは初耳。

薪を燃やし(一次燃焼)、生じたガスも燃やす(二次燃焼)のは同じ。薪が炭化するのが最たる特徴らしい。煙の出ない炭が作れる薪ストーブとくれば、もう作るしかない。もみ殻をくべればもみ殻くん炭ができるのでは?という魂胆だ。

TLUDストーブの作り方

材料

・ペール缶 1個
・大きめの空き缶(上下を缶切りで抜いておく) 1個

道具

・太めの釘と金づち
・刃こぼれしても構わない普通のハサミ(または金切りハサミ)
・電動ドリルとステップドリルビット(または金属用ホールソー)

手順

ペール缶を用意(ガソリンスタンドでもらってきた)。
※ホームセンターでも入手可能。蓋と本体で計1000円程度。

蓋をこじ開ける。蓋のツメ部分の丸穴にドライバーを差し込めば、くいっとツメが持ち上がる。

ペール缶の中を、古タオルで拭く。結構オイルが残っていた。

まだ若干ぬるっとしているので、さらにアルコールを吹き付けてタオルで拭いておいた。蓋の内側も同様に拭く。

【2017/11/21追記】
ペール缶の蓋にはウレタンゴム様のパッキンが、注ぎ口には紙製っぽいパッキンが付いているので、取り外す(詳しくはペール缶ぬかくど作りをご参照。)

 

ペール缶の底に通気孔をあける。先がつぶれた目打ちがあったので、使ってみたら、いい感じ。

穴があいた。

煙突にするのは、大きめの缶詰の上下を抜いて筒状にしたもの。煙突付け位置に印をつけておく。

ここで、ディスクグラインダー登場! 煙突穴をあけようとするも、なんだかんだ断念!(えっ)

ディスクグラインダーを使うのは初めてだ。スイッチを入れた途端、ギャーン!と鳴り響くやら、ペール缶を切ろうとしたら火花散るわで、恐れをなしてしまったのだった(汗)。

ディスクグラインダーを諦めて、ハサミを使うしかない。でも金切りハサミなんて持ってない。やけくそになって、そこら辺にあったキッチンバサミ(ダイソー)で切ってみる。なんと、普通に切れるではないか。知らなかった……。

煙突の大きさに合わせて、切り開いた。

煙突をはめ込む。今回はうずら卵缶を使ってみた。

【2017/11/11追記】
煙突に使用する空き缶の紙ラベルは剥がしておく。さもないと、燃え上がって煙が発生してしまう。

裏はこんな感じ。ツメをみっちり折り曲げれば、持ち上げてひっくり返しても煙突は落ちない。

ステップドリル(たけのこドリル)で側面上部に穴をあける。穴の大きさは22mmにしてみた。ステップドリルについては、10mmくらいまでは軽く穴が広がるが、それ以上になると固くなる。そこで、すりこ木でする時のようにぐりぐりこねくり回すと穴が広がりやすいことが分かった。一つあけるのに初めは3分くらいかかったけれど、1分かからなくなった。


ドリル,SODIAL(R)4-22MM HSS 4241 板金用六角チタンコーンドリルビットホールカッター

ステップドリルはこれを購入。ありえない安さ!(ホームセンターの6分の1くらいの値段?)なのにちゃんと使える。ただし、届くのに3週間かかった(汗)

ぐるりと一周、10個あけた。

最後に、持ち手のプラスティック部分を取り除くのを忘れない(熱で溶けてしまうため)。

完成。制作時間は2時間30分(ディスクグラインダーとの格闘時間を差し引けば2時間くらい)

以前ソロストーブも作ったことがあるのだけれど、ソロに比べて材料も少ないし、構造は単純だし、3つのウッドガスストーブの中では1番作るのがやさしそうだ。

次回は火入れに挑戦しよう!

ブログ村テーマ 手作り、自作アウトドアグッズ

今回参考にしたサイト

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